子どもが5歳になったら、電子書籍から少しずつ紙書籍に戻ろうと決めた話

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またまたお久しぶりです。やまママです。
相変わらず、『BANANAFISH』にはまっています。
年末まではハマりっぱなしだと思います。

BANANAFISHにハマっている中で、ちょっと書店員的に気づきといいますか
子どもの読書環境について思うことができたので、記事にしてみます。

読書環境を、現在の「90%電子書籍」の状態から
ちょっとずつ紙の割合が多い状態にしていこう、と思った話です。

乳幼児を育児する者には、電子書籍がやさしい

書店員などやっている私ですし、本来的には、紙の書籍が好きです。
脳内に入ってくる情報量も紙の方が多いというか。
ウェブよりも紙で見たほうが、資料が頭に入って来やすい、みたいなことありません?
読書においても、そういう面があると思います。

あと「たしかこの辺にあんな感じの描写が」みたいなのをざっくり検索するのは紙の方がしやすいとも思うし。

しかし紙での読書、乳幼児育児には不向きです。

隙間時間はあれども、まとまった時間はとれない。
それが乳幼児育児者の生活です。
そうなると、紙書籍の読書時間を持つのって、ちょっと難しいんですよね。

しかしこれが電子書籍になると、話が変わって来ます。
なぜなら電子書籍なら、スマホさえあればどこでも読めるからです。

授乳中や寝かしつけの最中に、つまり、育児しながら片手間で読書ができるようになります。
部屋が真っ暗でも、バックライトがあるから大丈夫!

外出先でふいに子どもが寝入って、「チャンス!」が訪れたところで
乳幼児育児中って荷物がめちゃくちゃ多いので、わざわざ紙の本を持ち歩こうってなりにくいんですよね。
紙書籍ユーザーだと、チャンスを棒にふることになります。

でも、スマホならみんな持っていくじゃないですか。
外出先で急にゲットした自由時間に、読書ができるようになります。

電子書籍って、携帯さえあればいいんです。
タブレットがなくてもいいんですよ。
(私はスマホとタブレット両方使ってます)

あとね、
乳幼児って、本を壊します。

舐める、かじる、破る、投げる、ぐちゃぐちゃにする。
などなど。

私が紙書籍から電子書籍に移行したのは、読書時間を少しでも負担なく持ちたい、というのが理由だったのですが
電子書籍に変えてから思ったのは
「読書時間の圧倒的減少より、本が壊されることの方がストレスだったかも」
ということでした。

本を壊されることがないの、精神安定上、とてもよいです。

絵本のある環境だと、子どもは次第に本の扱いを覚えていく(こともある)

上述した理由で電子書籍の体制に移行し、基本的にはレシピ本と雑誌以外は紙で買うことがなくなった私ですが、
例外的に、子が1歳の頃から定期的に買うようになった紙書籍があります。

そうです、絵本です。

きっかけは、お義母さんから福音館書店の絵本を毎月、定期的に贈ってもらえるようになったことでした。
ありがたい!

私自身も絵本が好きだったもので
「そうだよね、絵本は積極的に買ってこ!」とノリノリになり
絵本はどんどん増えていくことになりました。

幸いうちの子は絵本が好きな子だったようで、それもあって
絵本、のちに図鑑(電車のものが多いです、大人が持っても重〜いやつとかも!)は増える一方。

こうして、我が家では

  • 汚されたら嫌な大人(私)の本は、電子書籍
  • 汚れても仕方がないって思える子ども向けの本は、紙

という体制が出来上がりました。

なお
子どもが絵本好きになるかどうか、コントロールするのは難しいことと思います。
ただ、好きになってくれたらいいな〜という気持ちがある場合は、まず「買う」のが先と思います。

と、いう話は以前ここで書きましたので、よろしければこちらもご覧ください……*^^*

書店員ママのオススメ☆絵本の選び方と、選び方よりも大切なこと
「子どもと過ごす時間の中に、絵本のある生活がしたい!」と思うママ・パパは多いです。そこで書店員ママの立場から、絵本の選び方と、絵本選びよりも大切なことについて書きました。

で、お気に入りの図鑑や絵本のある4歳は現在、
リビングにある4歳用の本を入れるコーナーで、自分で自分の本を管理しています。

もちろん大人(保護者である私と夫)が、整理整頓を手伝うことはありますが
ざっくりと「図鑑はこっち」「絵本はこのへん」「幼稚園でもらったワークはこのへんにこの順番で」みたいな区分もあるようです。

本が読みたいときはそのコーナーから探して、読み終わったらそこに戻します。

……超優秀だね?!

本の管理も、やっぱり日々自分でやっていって、学習して覚えていくものなのかもしれないなと思います。

4歳にも「自分のもの」「自分の場所」といえる本や書棚コーナーがあることって、本と一緒に育っていく環境としては大切なのだろうなぁと思いました。

 

セレンディピティは家庭内でも起こる

みなさま「セレンディピティ」という言葉をご存知でしょうか。
図書館学についてちょびっとでも勉強した感じの人だと、だいたい聞いたことがある言葉かと思います。
ビジネス書とかでも見かけることがありますね。

すごくざっくり言うと、
予想外に自分にとって素晴らしいものに出会うこと
みたいな意味の言葉です。

「読もう」と思っていた本じゃなかったけど、偶然目についてページを開いてみたら
自分にとってとてもよい本だった、
自分の人生に必要なものだった、
偶然、とてもよいものに出会った……というようなハッピーな出会いのことを表した言葉。

セレンディピティは、たとえば「この本」と決めて、その1点をめがけて検索するような方法ではなく
図書館や書店で棚を移動しながら本を探しているようなときに起こりやすい。というように言われています。

検索だと、一直線にその”点”までたどり着けてしまいますものね。

でね、思ったのですが
このセレンディピティって、家庭内でも十分に起こり得ますよね。
考えてみれば当たり前の話なのですが。

そのことにハッとしたのは、冒頭で書いた『BANANAFISH』関連のアーティストインタビューでした。

エンディング曲を提供しているアーティスト”King Gnu(キングヌー)”さんのコメントで
「幼い頃、兄弟の部屋の本棚に並んでいた『BANANAFISH』を当時夢中になって読んでいました」というものがあったんです。

https://bananafish.tv/special/journal/journal4.pdf

すごく当たり前のことなのですが
私、夫、そして子どもの好む本・読みたい本って、それぞれまったく別物なんですよね。

それがそれぞれ本棚におさまっていて
日々目にすることがあって、読もうと思えば読むことができて……っていう環境って
もしかしてすごく大切なのでは? と、あらためて思ったのです。

知っていたはずだったのに、あらためて
家庭内でもセレンディピティって起こるんだなぁと、納得したように感じました。

小さい頃に兄弟の本棚で偶然見つけた物語の、そのアニメ化でのEDを提供することになるって
(もちろん、当時から超有名な作品だからありえることではあるんだけど)すごく運命的だなぁとも思いました。

電子書籍なら大切な本が汚されたり壊されたりすることはないけれど
子どもが家庭内でセレンディピティを得る機会をなくしちゃうんだよなぁ、ということに気づいて、思ったのです。

「せっかく本が嫌いじゃない子なのに、そんなの、読書経験としてあまりにもったいない!」

と、いうことで
本を汚したり壊したりする可能性も低くなってきたことだし
子どもの5歳の誕生日(今年の10月です)を機会に、紙書籍の世界にちょっとずつ戻ってこようと決めました。

ただし、電子か紙かの選別はしようと思います

ご存知の方はご存知のとおりなのですが、私はBLをたいそう好んで読む者です。
BLといってもいろいろなものがあって

  1. BOYSが恋愛しているもの
  2. 恋愛というカテゴリーなのかどうか微妙なもの
  3. セックス、露骨な性描写、性的な暴力描写を扇情的に描いてあるもの
  4. 性的な描写は匂わす程度のもの(朝チュン的な)、もしくは、そうした描写すらないもの

などなど、様々です。

で、ですね
私はどれも読むのですが、3番目のものについてだけは
少なくともしばらくは、紙で買うのはやめておこうかなと思います。

とりあえず、子がティーンになるまでは。

このへんのものを書棚におけるかどうかは、性教育との兼ね合いになってくるのではないかなと思います。
学校での性教育の状況は、現状なかなか明るい感じではないので
そのへんも家庭でどう進めていくかは考えないといけないですよね……。

※性教育は、我が家は3歳くらいからゆるりとはじめています。性教育関連記事は、こちらから!

性教育する知識が欲しい保護者の集会所
「性教育する知識が欲しい保護者の集会所」の記事一覧です。

ともかく、紙で買うか電子で買うかを検討する際には
子どもの目についても大丈夫と思えるかどうかを、しっかり考えておくようにしようと思います。

 

 

はい、本日は以上です!

電子書籍ってめちゃくちゃ便利で、
たとえばスマホやタブレットに落としてさえおけば
常に、簡単に、お気に入りの作品を全巻持ち歩くことができるんですよね。
これはものすごい魅力です。

なにより冒頭で書いたように、たとえ乳幼児ではなかったとしても、なかなか忙しい育児者にとってやはり電子書籍は強い味方だと今でも思っていますし。
なので、紙にするか電子にするかはなかなか判断が難しいことかとも思いますが……。

みなさんのお子さまにも、ステキなセレンディピティが起こりますように!

<<今日のtips>>

  • 電子書籍は育児者の強い味方!
  • でも子どもの読書体験・セレンディピティのためには、家にいろいろな紙書籍が置いてある環境は重要かも。
  • 紙書籍で購入する書籍は、子どもの目についても大丈夫と思えるものにしましょ!

 

お読みいただき、ありがとうございました*^^*

 

やまママ

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書いている人;やまママ
yamamamatips

川越の近所に住むフリーランス&書店員。若い人たちに性教育などする仕事をしていました。
通勤電車スキーな卵アレルギー持ち幼児を育てつつ、ゆるワーキングマザー生活を満喫中。

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