ママ友の「短時間勤務だから……」を聞き捨てないための精神の筋トレ_フリーランス幼稚園ママ日記

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長時間外働きするママ、短時間だけ外働きするママ、専業ママ。
「みんな違ってみんないい!」って言うには、精神の筋トレが必要です。

私の大事なママ友さんが、「まぁでも私、所詮は短時間勤務だから……」って言っているのを聞きました。

 

私には尊敬するママ友さんがいます。
雑誌『kodomoe』から出てきたような、シンプルでナチュラルでカジュアルなパッとしたおしゃれさん。
いつもニコニコしていて、
自然にいろんな人と仲良くできている人。
一緒に話していると、気持ちがふわっと明るくなります。

雰囲気でいうと『リンネル』とか北欧とかが似合うのに
お祭りの日に会うと、350mlのビール缶を片手にしています。

たいそう素敵なママ友さんなのです。

下のお子さんが幼稚園に入ったのを機に仕事を始めたそのママ友さんと、
その日もデヘデヘしながら(してるのは私だけですが)お話しをしていたんですけれども
そのママ友さんがですね、会話のしっぽみたいなタイミングで
「まぁでも私、所詮は短時間勤務だからね……^^;」
って、言っていたんです。

ニュアンス、伝わるでしょうか。

”所詮””短時間勤務だから”
忙しいとか、大変だとか言うほどのものではないし
仕事がんばってるとか言えるほどのものでもないし
大したことはしてないんだよね。

っていう、
言ってみれば、自分を卑下するような言い回しです。

すぐに会話が流れてしまった、ということもありますが
それを聞いていた私は
「えっ、そんなこと言わないで」
「そんな言い方しないで」
「(ママ友)さんはすっごく素敵だよ」
って、言いたかったのですが、
一瞬ですごくすごく思ったのですが、

それを、うまく伝えられませんでした。

 

「女性はSHINE」の時代の私たち

共稼ぎが主流の時代です。
そんな中でも残る「女は結婚して、子ども産んで、仕事は辞めるかしてもパート程度にして、子育てして、家のことだけしてたらいい」という、カビ臭い文化。
それにカウンターをかけるために、最近はいろいろな言葉が聞かれます。

「子どもの将来を思えばこそ、バリバリ働いてお金稼ぐべき」
「専業主婦でいたいなんて甘え、将来設計が甘い」
「離婚やDV、死別に備えるためには女もしっかり働かなきゃ”ダメ”、そうしないのは愚かな選択」
みたいな話。

そういうのもわかる。
わかるんです。

たしかに、私もそう思っているし。
「だれのおかげで飯が食えてるんだ!」って言われながら育ったし
実母は、”稼げない”を理由に虐待・DV・浮気の3拍子揃った父と離婚ができませんでした。

私の中には、むしろ強迫観念があります。
仕事をやめ、稼ぐことをやめてしまったら、たぶん私はその状況に耐えられないです。

本当は1日中、怠惰に過ごしていたいのにね。
強迫観念は怖いです。

でも、だから、
わかりはするんですけど、どうしても譲っちゃいけない部分もあると思っていて、
それは
「子どもの将来を思えばこそ、バリバリ働いてお金稼ぐべき」も「専業主婦でいたいなんて甘え、将来設計が甘い」も「離婚やDV、死別に備えるためには女もしっかり働かなきゃ”ダメ”、そうしないのは愚かな選択」も、
自明の真理みたいな、
唯一の正解であり、そうでない答えは間違いであるみたいな言い方をしてしまったら、
それはその時点で、暴力になり得てしまうということです。

バリバリ働かない母親は子どもへの愛が足りないですか。
専業主婦という生き方をしたいと考えるのは甘えですか。専業主婦は甘えでできる仕事ですか。
十分な稼ぎがないのは愚かですか。

そんなことは、ないんですよね。
正しい生き方のモデルケースを規定されるなんて、くそ食らえな訳で。

 

規範=暴力装置

「女は家で〜」の規範へのカウンターのために
「女も外で〜」って新しい規範を作ってしまうんじゃ、意味がないんです。

規範は、それ自体が暴力装置だから。

バリバリ外働きするママは、いいです。
ちょっとだけ外働きするママも、いいです。
専業主婦のママも、いいです。

どんなママだっていいじゃないですか。

今日は、私の大好きなママ友が
自分をまるで大したことのないもののように言っていたのを聞いてしまったので
私はとても悲しかったです。

そして
それにすぐに反応できなかった自分に、とても後悔をしています。

ママ友さんは、たぶん、
別に特別自分の価値を低く見ている訳でもないし、落ち込んでいるとか自分に自信がないとかでもないと思います。
たぶん。

謙遜というか
”別に思ってもないけど、自分を低く言う”みたいなのは
誰とどんな会話していても出てきても不思議じゃないですよね。
会話の流れで、そんな風に自分を言うようなタイミングが訪れがちというか。
そんな文化・風潮が、私たちの社会にはありますよね。

私の大好きなそのママ友も、ただ、その流れを自然に使っただけなのだと思います。

それだけの話だったと思うのですが、
でも、私は嫌だったので
その流れにはちゃんと逆らいたいなって思うんですよ。

 

私に必要なのは、精神の筋トレである

「私なんて所詮……」みたいな言葉を聞いてしまった時に
「いやぁ、時間とか関係ないよ! 仕事の時間長くても短くても、うちらみんながんばってるよね〜*^^*」
って返せるためにはどうしたらいいのか、考えたんですけど

もうね、
ひたすらイメトレして、
イメトレにイメトレを重ねて、来るべきその時に備えるしかないんじゃないかな。
って、思います。

こういう返しって、トレーニングが必要で
ちゃんと言えるには、言えた経験を積まないといけないと思うんですけど
言えるためにはまず、言うところをイメージして、
言うぞ、って、ちゃんと考えて決めておかないと無理だと思うんですね。

一度学習してしまったものを覆し、返上するには
そのための学習をしていかないといけないので。

「所詮、短時間勤務だから……」→「いやいや、」
この、組み合わせの学習です。

「いやいや、」まで言えたら、あとはどうにでもなるので
まずは「いやいや」が反射で出せるように。

「短時間勤務だから」だけじゃなくて「働いて(=稼ぎ仕事をして)ないし」も、一緒に。

仕事って大事だし
生活や将来がかかっていたりもするし
人生の中で重要な位置をしめる人もいるけど

そうじゃない人もいるし
そうしたくてもできない人もいるし
その人が外稼ぎする価値は、勤務する・できる時間の長さでは決まらないし。

そもそも日本では、正規雇用で仕事ができる女性なんて、半分いるかいないか程度な訳ですしね。
大半は、非正規雇用・パートタイムなどです。
ジェンダーギャップ114位の威力。

ともかく
外稼ぎしているかいなか、外稼ぎの時間は長いか短いか、なんて
そんなもので、誰かの価値をどうこう言うような言説には
今後も抗っていきたいなと思いました。

 

<<今日のtips>>

1、外稼ぎしてるかどうか、長時間勤務か短時間勤務か、なんてものでどうこう言われる筋合いはない。

2、「私なんて所詮、短時間勤務だから……」って言われたら、「いやいや、」ってすぐ繋げて返せるようにイメトレ=精神の筋トレをしよう。

お読みいただき、ありがとうございました*^^*

やまママ



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