子どもの繊細さをそだてること、まもること

freelance_youtien_main フリーランス幼稚園ママの生活
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先日、幼稚園の運動会がありました。

うちの4歳は、1歳クラスから集団保育の経験があります。
無認可小規模園で過ごした最初の1年は、運動会ではなく”お楽しみ会”でしたが
それも含めれば、4回目の運動会。

そろそろ、にっこにこに楽しんでいてくれてもよいのでは……と思われました。
しかし
今年も我が子は、やはり、朝からしっかりべそべそと泣いていたのでした。

運動会、泣かずに迎えたことがない

うちの4歳は、とても繊細な部類に入る子どもだと思います。

  • 緊張すると長袖・長ズボンになりたがる。
  • おへそにズボンのゴム部分が重なるのが嫌なので、常にハイウエスト。
  • 靴のマジックテープは、位置がわずかでもズレると嫌なので、基本は留めっぱなしで足を無理に突っ込むスタイル。一度外したときは、きっちり・ぴっちりと止められるまで、何度も何度も、何度でもテープの調整をします。
    (朝はよくそれでイライラしちゃっていたのですが、最近は諦めました)
  • 靴下は長くないといやなので、真夏以外はハイソックス。
    (真夏はもはや裸足で過ごします)
  • お友達と遊ぶのは好きだけど、慣れるまでは決して交わらず、一人遊びを堅持。
    (スーパーでお友達と会ったりしたときは、楽しそうに話しかけに行ったりもします)
  • 人混みが苦手です。
    雑踏などはいいのですが、自分に注目されるのが嫌なようです。
  • 大きな音も苦手で、以前ディズニーランドに行ったときは、パレードが見られませんでした。
    (遠くに離れるまで、ずっと耳を塞いでいました)

そんな子なので、運動会とかお楽しみ会とか、発表会とかは鬼門です。
今まで、泣かずに運動会を迎えられたことがありませんでした。

1歳の時は、泣くのが止まらず、結局親が抱っこして見学していました。
2歳の時も、泣くのが止まらず、ほとんど保育士さんに抱っこしていてもらいました。でも、親子競技はがんばりました。
3歳の時も泣いていました。ただ、お友達にダンスで使うサングラスをかけてもらったことがきっかけでもちなおし、あとは楽しむ過ごしていました。ダンスはノリノリでした。

そして今年、4歳の時。
今年の4歳は、言語能力と認識力とが格段に成長していました。
そのため、運動会の10日くらい前からそわそわ。数日前からは「運動会行きたくないなぁ」とアピールをはじめていました。
当日は「今日ちょっと気持ち悪いって言ってもいい?」と仮病の相談をされたり、幼稚園への行き道でも「手に力が入らないんだ……これじゃあ玉入れできないと思う……」と打ち明けられたりしました。
幼稚園につき、集合場所に移動してからはすぐに大泣きになったようで、先生からのお呼び出し。
入場後も、その後の準備運動も、両手でごしごしと目をこすっていて、泣いていました。
先生たちが近くで見てくれていて、いろいろとサポートしてくれていたのがありがたかったです。

そして、とても慎重派。

うちの4歳は、かなりの慎重派でもあります。
まずは周囲の様子を伺い、そこでどうやって身を振ればいいのかを考えようとします。
保育園でも、今の幼稚園でもそんな感じ。
だから、かけっことかは得意ではありません。
スタートの合図が鳴って、お友達が走り出したのを見てから走り出すので。
順位を競うのに向いてないのだと思います。
本人は、「走るのはすごく速いんだけど、いつも3番(ビリ)なんだよなぁ」と言っています。
自己肯定感は低くないです。

たぶん、石橋は叩いて渡るタイプ。
滑り台は、足でスピードを殺しながら滑ります。
アスレチックは、初見では親が一緒にいないと遊べないことがほとんどです。
高いところからのジャンプも苦手です。
初めて見る食べ物や慣れない料理は、手をつけられないことも多々です。

運動会で泣くのも慎重派なのも、臆病とかビビりとか言ってもいいのかもしれないけれど
なんというか、とても空気を読む子なのだと思います。
まわりをよく見ていて、いつもと違うことがあればそれを十分に理解し、危険があることを察知できる。

つまり、これらは長所でもあるんですね。

臆病で慎重な子にはメリットがある

カテゴリも作って書いていますが、うちの子には卵アレルギーがあります。

卵アレルギーのこと
卵アレルギーっ子幼児との生活のこといろいろ。

卵だけだし、クラスは高くはないけれど(卵黄3、卵白とオボムコイド4)、アナフィラキシーと思われる症状を出したことがあり、エピペンを処方されています。
食物負荷試験も行なっています。
卵白をこそげた卵黄をつなぎに使った食べ物は、発疹とかゆみだけなら1/8分量でも出てきます。
血液検査の数値は、年々上昇(悪化)しています。

……と、いう感じなので、
初見の食べ物には手をつけないでいてくれる、というのは、ありがたいことでもあります。
スーパーの試食でも「これ卵つかってますか?」と、自分から聞いてくれます。
アレルギーっ子の親として、こんなに心強いことはないです。

いつもと違う雰囲気を敏感に察知できるということは、知らない大人への警戒心も強いということです。
たとえば性犯罪(被害者って女児だけではなく、特に小さい頃は男児も女児同様に狙われます……)は、実は顔見知りの犯行が大半をしめるのですが
それでも、知らない大人への警戒心を持っていてくれることは、このご時世ではありがたくもあります。
「(4歳)の名前を知っている人でも、お父さんお母さんのこと知ってるって人でも、信用しないでいいからね」
「よくわからない人に声かけられたら、お父さんかお母さんか、先生とか知ってる大人にすぐに言ってね」
「知ってる大人の人でも、何かあれって思ったら、嫌だって言って逃げていいんだからね」
とは伝えてありますが
そういう判断の感覚を敏感にできる、ということでもあるのではと思っています。

(もちろん、残念ながら、いくら自衛を重ねても被害を確実に防ぐことはできないのですが……)

「臆病で慎重である」メリットを育てたい

子どもに「危険を察知し避けるための臆病さと慎重さを大事にしてほしい」と思うとき、私たち保護者は
「保護者から見て危険ではないと知っている」ことにも発揮される(されてしまう)臆病さや慎重さについても、できる限り尊重する必要があるのだと思います。

怖いと思った、慎重になってゆっくり様子を見たいと思った、というときに
大人がそれを否定し、「そんなんじゃダメだ」と教え込み、子どもに恐怖や不安を無視し乗り越えるようにと伝えてしまったら、
いざそれを発揮してほしいときにも、恐怖や不安を”乗り越えて”しまうかもしれない。

発揮してほしいものがあるなら、
それが多少不都合に見えるときであっても、まずは&ごく最終的には、まもる、というのが必要なように思われます。
子どもに一貫性をしめすみたいな意味でも。

もちろん、限度もありますし
本当は安全な(と思われる)ものについては、安全であるよ、安心してよいよ、大丈夫だよ、と伝えることもすっごく大事なので
バランスの問題かとも思います。

何事もよしあしですね。

私は、むしろ「そういう警戒をしてはいけない」という方向で教育されてきました。
知らない人にも挨拶。
大人のいうことは絶対に聞かなければいけない。
親には「はい」以外の返事はしてはいけない。
逃げてはいけない。
みんなと同じことができないならもう2度と外に出るな。
とか、そういう感じの。

そういう教育を受けた結果、どういう苦労があり、どれだけ面倒で大変だったかをよーーーーーく知ってしまっているので
警戒したり、嫌だと言ったり、逃げたり、他人と同じ行動が必ずしもとれないことを
否定しないでいられる(ばかりではないと思うけど、できるときはできる)保護者でいたいな、と思います。

ただし、臆病な慎重派は、つらい。

臆病&慎重派の子どもを持つと、親はときに「しんどい」こともあると思います。
「えっ、なんでそんなことで?」
「そこそんなにこだわる? 意味がわかりませんが?」
「いやまじでそんなに? さすがに気にしすぎじゃありません?」
っていうことが、とてもいっぱいあるので、
時間とかこころとかに余裕がないと、正直イラっとしたりします。

でも、親よりもむしろ、たぶん、つらいのは本人の方なんだろうなぁ……とも思います。

洋服や靴のことや、周囲の環境の変化に
いちいち気を使い、気を張ったりしてしまうというのは、気持ちも疲れることと思います。
気持ちが緊張してるときって、体にも力入っちゃうから、体ももちろん一緒に疲れちゃいますしね。
そういう、つい気になってしまうものの中でも少なくないものは
成長していくと慣れることができたり、「まぁ大丈夫だ」と学習できたりで、平気になっていったりもします。子どもって大変ですよね……。

親は本当にヤキモキしたり、イライラしたり、意味わからーーーん! て思ったりするけど
できるだけ余裕を持てるように調整して、様子を見て
つきあったり、認識を修正できるように手伝ったり、子どもに任せてみたりできるようにしていたいなと思ったのでした。

運動会に関しては、もちろん成長もありました。

運動会がいかに嫌であるか、自分がどれほど運動会に行くべきではない状態であるかを
きちんと理由づけて説明し、説得しようとしてくれました。
仮病とかだけど。
4歳は今年、仮病という言葉を覚えましたよ。

涙から始まったけど、自分でしっかり立ち直りました。
ダンスのときは、誰よりもぴしっとカッコつけて踊っていました。カッコいいのが好きなんだよね。
自分の競技が終わったあとは、スキップしながら親の元まで戻ってきてくれました。
お弁当も一緒にいっぱい食べたしね。

楽しい1日でした*^^*

運動会の参加に関して、あらかじめ伝えていたこと

「とりあえずがんばってみるのも大事だから、幼稚園まではまず行ってみよう」
「どうしても嫌だったら、先生に『出たくないです』って言っていいよ」
と伝えていました。

集合場所についてすぐの大泣きで呼び出されたときには
「先生に出たくないって言ったんだけど『ちょっとがんばってみよう』って言われちゃったどうしよう!!!!」
と言われました。

ちゃんと、自分で「嫌だ」と先生に言えたことも、大きな成長だと思います。

(運動が始まって「やっぱいやだ!」てなったら先生に助けてもらいに行っていいし、ひとりで席に帰ってきてもいいからやってみようか、と伝えてみました)
(がんばりました)

がんばるとがんばらない、無理と無理じゃない、の境目や、尊重したい部分ともうちょっと努力させたい部分との折り合いなど、都度ごと、対話して、すり合わせをしていけたらいいなと思います。

幼稚園の行事はこれからもまたいろいろあるし、
どうやって参加できるようになっていくのか(いかないのか)、楽しみです。

4歳自身も、もっともっともっと、気軽に行事を楽しめるようになるといいなぁと思います。

<<今日のtips>>

  • 子どもの臆病さも慎重さも、よいこと。
  • 子どもの繊細さに合わせるとしんどいときもあるけど、否定せずいられる余裕を持てるよう、保護者は気合いの入れどころ。
  • でも子どもにとっては不便なこともあるから、大丈夫なときは大丈夫だよって言ってもあげたい。

お読みいただき、ありがとうございました*^^*

 

やまママ

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書いている人;やまママ
yamamamatips

川越の近所に住むフリーランス&書店員。若い人たちに性教育などする仕事をしていました。
通勤電車スキーな卵アレルギー持ち幼児を育てつつ、ゆるワーキングマザー生活を満喫中。

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