フリーランス保活物語「さようなら、保育園」(最終話)

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フリーランスとして妊娠・出産、3回の保活を経験してきました。
暗中模索しながら感じたこと、わかったことの記録です。
保活を無事に終了するまでの短いシリーズ、第4回(最終回)。

今回は「さようなら、保育園」の話です。

 

第1回「『保育園落ちた、日本しね』にすらなれなかった話」はコチラです。

フリーランス保活物語「保育園落ちた、日本しね」にすらなれなかった話
フリーランスとして妊娠・出産、3回の保活を経験してきました。 暗中模索しながら感じたこと、わかったことの記録です。 保活を無事に終了するまでの短いシリーズ、第1回。 今回は「『保育園落ちた、日本しね』にすらなれなかった話」です。

第2回「『保育園落ちた、日本しね』から這い出た話」はコチラです。

フリーランス保活物語「保育園落ちた、日本しね」から這い出た話
フリーランスとして妊娠・出産、3回の保活を経験してきました。 暗中模索しながら感じたこと、わかったことの記録です。 保活を無事に終了するまでの短いシリーズ、第2話。

第3回「優良でも無認可園には通い続けられない話」はコチラです。

フリーランス保活物語「優良でも無認可園には通い続けられない」話
フリーランスとして妊娠・出産、3回の保活を経験してきました。 暗中模索しながら感じたこと、わかったことの記録です。 保活を無事に終了するまでの短いシリーズ、3話目。 今回は「優良でも無認可園には通い続けられない」話です。

 

<前回までのあらすじ>

名残惜しい気持ちもありつつ、無認可園を経て、無事に認可の保育園に入園できた我が子。
「これで小学校に入るまでは安心できる……!」と思ったのもつかの間。

なんと、さらに別の預け場所を探すことになったのです……。

 

1、フリーランスだと、2人目を産んでも仕事を続けるには”保育園は不利”?

今まで、子どもを2人以上持つことなんて考えてもいませんでした。
しかし認可の保育園に子どもを入れることができ、安定して仕事に臨める体制がととのったところ
「今の生活楽しい……しあわせ……2人目が欲しい……」
という気持ちが、むくむくと。
子どもと、夫と、私。ここにもう一人いたら、もっと楽しくなる気がする。
みたいな。
そこに加えて子どもからの「お母さんのお腹には赤ちゃんいないの?」の声。
(どうやら欲しいらしい感じで)
(腹が出ているせいではなく、いや、少なくとも腹が出ているせいだけではなく。多分)

そうね。2人目が持てたら素敵ね。
欲しいね。
そう、思うようになったのです。

しかしここであらわれる、フリーランス特有の「2人目の壁」。

以前『フリーランス保活の悩み「保育園?幼稚園?」問題への1つの答え』の記事でも書いたのですが、
フリーランスには育休がありません。

育休がない、と言うのは、産後の休業中に収入がなくなる(=手当がもらえない)というだけでなく
仕事をしないでいることの社会的な建前をなくす、ということです。

つまり、産休明けから復帰しないと「無職」扱いになるということ。
どの程度復帰しないと行けないかは自治体によるのですが
うちの自治体では、フルタイム復帰とまでは言わないですが週4以上勤務の換算でした。
これ未満だと、たとえ仕事をしていても「無職」もしくは「内職」扱いとなり、
上の子どもは保育園を退園させられてしまいます。
(と、子育て支援課の人から明言されました)

被雇用者の場合、たとえば雇用保険に加入していた期間が不足しているなどの理由で育休手当がもらえない場合でも
育児のための休業期間を設けるだけであれば、会社の裁量で行うことができます。
つまり、雇用保険からの手当がもらえなくても、無職扱いにならずに=上の子を退園させずに、育児休業期間を持てます。
これが、フリーランスだと、できない。

上の子の産後は、産休明けすぐから復帰していました。
しかし、上記に書いた自治体の定めた時間以下です。
それでも、ひどく体調を崩しました。
蕁麻疹や帯状疱疹が出るようになり、実はストレス・疲労性の難聴と慢性胃炎も患いました。(日常生活に支障が出るのは数ヶ月に数度、という程度ですが、不便です)

私にとっても子どもにとっても(夫にとっても)私の命とか健康って、大事です。
できる人、している人も当然いるのでしょうが
産休明けすぐからの復帰は、私には無理だ。と判断しました。

でも、それで上の子が退園になったら
上の子はお友達や親以外の信頼できる大人のいる場所、
私たち両親に何かあっても変わらないでいてくれる場所、
つまり、居場所を一つ失うことになります。

上の子と下の子の両方を見ながらでは、たとえ短時間であっても仕事ができるとは到底思えないし、
2人の面倒を見つつ、仕事もしつつ、2人分の保活をするって、
もう無理ゲーとしか思えません。

つまり
保育園に通わせ続ける限り、うちは2人目を望むことはできないな。
と、感じてしまったのです。

 

2、保育の継続のために提出する書類が膨大

フリーランスで保活する人が必要になる書類については、
フリーランスのママが保活で準備しておくべき必須の資料3点+3』で書きました。

必須の3資料以外は「こういうものもあった方が望ましい」という感じに書かれていたのですが、
書類の中に疑問点があって問い合わせをしたことろ
「(必須の3資料以外のものも)出せるものは全て出してください」
「どれもお仕事しているなら普通にある資料だと思うので」
って、言われたんですね。

いや、
いやいやいやいやいや、
請求書・納品書とかはあったりなかったり正直まちまちだし、
あるけど「ものすごい膨大ですけど!?」という感じで。

クライアントによっては「名前外には出さないで」っていうところもなきにしもあらずだし
クライアントもフリーランスだと、
書類によってはその人個人の本名・住所・連絡先などが書かれているわけで
簡単にペロッと出していいものじゃないし。

全てのクライアントその辺の確認とって、
作成資料の体裁整えたりなんだりしていたら、普通に何日か仕事できずに潰れました。
そして出来上がった提出資料は、「就業証明」だけで30枚近く。
(ごめんなさいちょっと盛りました)
(でも20枚は超えています)
「就業証明」ってね、
被雇用者であれば、1枚ペラっと出すだけで済むものなんですよ。
っていうか
フリーランスでも、自筆のものを、被雇用者と同じく1枚ペラっと出すだけで大丈夫な自治体もあるんです。
(確定申告でいろいろ出してる・出すんだから自筆の1枚で十分だろう、と私も思います)

ホチキスが打てませんでした。厚みで。
その、ホチキスできない厚みの資料を呆然と眺めながら
『フリーランス保活の悩み「保育園?幼稚園?」問題への1つの答え』記事の「3、現在の認可園で感じている不満」で書いた諸々を、なんだかドバーーーッと思い出してしまって
そうしたら、なんだか泣けてきてしまって。

もう無理かな。と思ってしまったんです。
自分のメンタル本当に脆弱だなぁとか、自分でも思うし
「お家でのお仕事なら、本当はお子さん預けなくてもお仕事できるんじゃないですか? 無理に保育園使わなくても大丈夫なんじゃないかなーって思うんですけど」とかいう
無茶苦茶な嫌味を言ってきた先生は1人だけだし、
その先生だって来年度には別の園に転園になっていなくなってるかもしれないわけだし。
来年度は、制度が変わってもっとフリーランスにも使いやすい制度担っているかもしれないし。
せっかくの認可保育所、この時代に、今やめちゃうのは絶対にもったいないよ!
今年のクラスはみんなすごくいい人たちで、子どもも親(私)も毎日めっちゃ楽しいじゃん!!!!
とかも、思ったんですけど

「もったいない」を理由に理不尽を受け入れるって、ものすごく不健康な気がしたのです。
そう感じたら、どうにかこうにかでもその理不尽を選択せずにいられる、
もしくは、選択しなくても生きてはいける気がすると思えるのは、
単に夫のおかげであり、夫の生家の家族への信頼であり、運の良さによるものではあるのですが……。

ともあれ、それで結局、
保育園の継続書類は出さないことに決めました。

『フリーランス保活の悩み「保育園?幼稚園?」問題への1つの答え』で、考えつつも明確にはできていなかった
「フリーランスの場合、保育園と幼稚園ではどっちがいいの?」の答えが出ました。

私の場合は、どうやら幼稚園の方がより少ないストレスで、仕事を続けながら生き延びられそうなのでした。

 

3、そして3度目の保活

幼稚園に転園しよう、と決めたため
転園先の幼稚園を探す旅が始まりました。
3度目の保活です。

行き先は幼稚園なので、正しくは保活ではなく幼活(?)なのでしょうが
私の目的は「子どもを保育してもらえる場所を探すこと」なわけなので
保活と言って差し支えないと感じていました。

ただし幼稚園を捜すといっても、うちの自治体は
近隣の3市を合わせても公立幼稚園がなく、
3年保育を中心としている、つまり4歳クラスから入ってくる2年保育組を想定していない園ばかりだったので
選択肢はすでに、かなり限られていました。

しかも通常時は夕方まで、長期休みもお預かりをしてくれている園でなければなりません。

(参考;『【リスト付】ママフリーランスが幼稚園探しで見たい3要素18項目』)

【リスト付】フリーランスが幼稚園探しで見たい3要素18項目_フリーランス幼稚園ママ日記
保活の厳しいフリーランスの場合、保育園ではなく幼稚園を探すのも手段のひとつ。 フリーランスのママ・パパが幼稚園を探す時に欠かせない、3つのポイントをご紹介します。

仕事をしながら、短期間での幼稚園探しは苦労しましたが
どうにか「ここなら大丈夫……かも……!」と思える園を探すことができました。

フリーランスでこれからママになる人、
もしくは
これからフリーランスになろうとしているママで、幼稚園を探している場合は
できることなら、3歳クラスからの3年保育での入園を考えておけた方がよいと思います。
私は、そこを差し引いても「最良」と言えそうな園が見つかりましたが
4歳クラスから入園できる園って、自治体によっては本当に少ないです。

3歳クラスを想定しておけば、グッと広がった選択肢を持つことができますよ。
幼稚園に入るなら、ぜひ、3歳クラスからをご検討ください。

 

4、さようなら保育園

10月31日。
保育の継続の資料を出さないまま過ごしました。

とある事情から園との相談の上、
11月1日、ではなくその翌日の11月2日、つまり今日、入園の願書を提出してきました。

面接は翌週ですが、「落とす面接は基本的にしない」という園です。

つまり、
これで今日、ほぼ正式に、来年度から幼稚園生になることが決まりました。

今日は保育園の保育参観でした。
子どもたちと一緒に遊んで、ご飯も食べて、
その後保護者同士で懇談し、
写真やムービーも交えながら日頃の子どもたちの園での様子を聞きました。

うちの子も、ものすごく楽しそうにしていました。
今年のクラスは
ママ・パパ友さんはもちろん、先生たちもみんなとても素敵な先生ばかりで
本当に、心底名残惜しくて
「私はなぜこの保育園を辞めようとしてるんだっけ?」
と、
もう後戻りのできない今日でさえ、感じてしまうほどでした。

さみしいなぁ。
さみしいです。

これから転園によって、子どもにもまた大きな負担・ストレスをかけてしまうことになります。
それも本当に申し訳ない。

しかしあとはもう、ただただ、来年度から入園する幼稚園が楽しいものであるように、
子どもにとって(も)いい居場所になりますようにと、願うばかりです。

※なお、週に2日&長期休み中の預かり保育では毎日お弁当持参なのがめっちゃ恐怖です
※あと学期のはじめに10日くらい子どもを預けることができない期間があるのもやばいです。目下のところこれがやばい。
幼稚園に通っている子は、公立・私立問わず保育園の一時保育は利用できないそうです。うちの市の場合は。他の市はわかりません……)

幼稚園は保護者が参加できる行事が多いので、それはとてもとても楽しみです・v・
行事は昔から、今も、大好きなんです……・v・!

今はまだ悲しいし、不安がものすごく大きいですが
楽しい幼稚園生活が送れるように、ちょっとずつ、私の気持ちも前向きに調整していこうと思います。

 

追伸;保活はまだまだまだ続く……?

もう、私か夫が死んだ時以外では
さすがに4歳が保活をすることはもうないとは思うのですが。

もし、2人目を授かることができた暁には
今度はその子の保活が必要なんですよね……。

幼稚園があるので、2人分の保活じゃないだけマシだけど、
また膨大な資料を用意しつつ、理不尽な点数の下げられ方をしながら保活しなきゃいけなくなるのかと思うと
2人目を望む気持ちに暗雲立ち込めた心地にもなりますが
まぁ、
子どもは天からの授かりもので(もありま)すしね。
もし授かることができた暁には、また保活がんばることにします。しかない。

もしいつか、私が「保活、カムバック!」って書いたら、その時には
読者の皆様、どうか(心の中でいいので)「おめでとう!」と言ってやってくださいませ。

 

<<今日のtips>>

1、フリーランスのママが2人目を考える場合、「産休明けからフルで復帰はしないかも……」という人は、幼稚園を選択肢に入れた方が「詰み」になりにくい可能性があります。
2、幼稚園を探すなら、3歳クラスから(=3年保育)の方が選択肢が多いのでおすすめ!
3、上の子が幼稚園に入れていれば、2人目ができても”1人目は退園&下の子と一緒に保活”という事態は回避できる。が、下の子の保活からは逃れられない。

以上です。

 

お読みいただき、ありがとうございました*^^*

 

やまママ

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コメント

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