「私は『誰』?」母親は24時間だけど、母業は24時間じゃなくていい

24hourmama_muri 毒親・虐待・機能不全家庭のtips
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「ママ閉店」という言葉が、どうやら話題のようです。

とあるご家庭のママさんが、今日はもう終了、と決めて、その日のママ業タイムを終業にして
個人としてだらっとしたりゆるっとしたりして休息時間を持つ、というような話だそうです。

このことが、なんと「毒親持ちとしては許せない!」という方向でバッシング? されたりしているようなのです。
びっくりしちゃいました。

あまりにびっくりしちゃったので、
ひとりのただの母親として、
そしてかつて、超毒親のもとで育った子どもだった人間として、記事など書いてみようと思いました。

 

母であることからは、24時間逃れられない。

嬉しく、また光栄なことに。
かつ、恐ろしいことに。
子どもにとっては、おそらく大層リスキーなことに。

一度母親になると、多くの場合、もうその人は一生母親です。
親子関係を解消すること、法的にできないわけではないのですが、めちゃくちゃ難しいとです。
できないわけじゃないです。
ただ、難しい。
もしくは単純に、たいそう手間がかかったりします。とても面倒くさい。

母親であることをやめるのって、とても難しいんです。

「こんなクソ野郎、もはや母親とは呼べない」みたいなことはあると思います。
そんな人間、もはや母親とは言えない。みたいな事例。(母親に限らずですが)
表現、比喩としてね。
でも、今回話題になってるのはそういうことじゃないんですよね。

自分が母親であることを自覚していて、
それを続ける意志と責任感もあって、っていうのが前提になっている話題と思います。
外的にどう判断するかではなくて、自分自信での認識・視点からの話かと。

ですので、そっちの方向で話を進めますね。

 

母親は常時母だとしても、母”業”は24時間じゃなくていい

子どものお世話をすること。
母親として、つまり保護者としてふるまうこと。
それを”母業”と呼ぶとしましょう。

母業は、別に24時間ずっとし続けなければいけないわけではありませんよね。
全然ない。

もちろん、最終的なところで言ったら、いくら「閉店」「休業」と言っても、
状況によっては即刻開店しなおさなきゃならないし
やっぱり常に、どこかで、母ではい続けなきゃいけないし、い続けてしまうもの。とも思います。

特に、まだ成長しきらない子どもの母の場合には。

だから母業の休業は、本来の意味での休憩・休業にはなり得ないのだとは思います。
(仕事中の休憩時間て、居場所も含め完全にフリーダムな状況じゃないといけないみたいですよ)

んだけど、
でもその範囲内で、できる限り「母親でない時間を持とうとすること」って、何も悪いことじゃないですよね。

子どもが寝た後とか。
一緒に育児するパートナーが一緒にいる時間で、そのパートナーが育児者としてオンタイムのときとか。
子どもを預けている間とか、学校に行っていたり遊びに行っていたりする時間とか。

母業は「業」、つまり仕事・役割なので
1日8時間までとかの労働基準法におさまる程度の中でできたらいいのになって思ったりすることは、時々あります。

まぁあとは、当然ですけど、「”母”業って、なに?」とかもね。思いますね。

親業じゃダメなの?
父親はどこいったの?
子ども対する”母”業と”父”業との間に、請け負っている内容や時間や業務量や負担や責任に差異はない?
ないなら”親”業でよくない?
あるなら、それはちゃんと対等? 不当はない? 負担感の公平化はできてる?
とかとか。

母親にだけ24時間の専任を求めるって、もうその不均衡がおかしいです。

全ての子どもが母親に「24時間母親」を求めていると思ったら大間違いだぜ!

これ、私の家族(夫)の実話なんですけど。

夫のお母さん(お義母さん)は仕事の関係で、小さい頃から、夫の友人たちに知られている人でした。
「友達のお母さん」としてだけではなく、そのお母さん自身が、お母さん自身として知られていたんです。

でも、年齢がだんだんあがってくると
どうしても「**くん(夫)のお母さん」「**くんママ」とか呼ばれることが増えていきます。

お義母さん自身はそれをどうこう言うことは全然なかったそうなんですけど、
子ども時代の夫は、疑問を持ったそうです。

自分の母親は、自分の母親であるだけでなく、母親である前に1人の自分とは別の人間なのに、
「**くんママ」ってばっかり呼ばれているの、おかしくない?
と。

そこでお姉さんと相談して、母親のことをニックネームで呼ぶようになりました。
そうしてお義母さんは、誰か(夫)のお母さんとしてではなく、お義母さん本人・個人として認識されるようになりましたとさ。

ニックネーム呼びは夫の友人にも広がり、
お義母さんは夫のお友達からは今でも、ニックネームや「***(お義母さんの名前)さん」と呼ばれています。
夫がニックネームで呼んでいるので、私もお義母さんのことはニックネームで呼んでいます。

……ね、すごくないですか?
私の夫、ちょっと只者じゃない感ある。
好き。(惚気です)

まぁ、これはただの一例ではありますが
全ての子どもが、母親に「24時間、母親でいてくれなきゃ嫌だー!!!!」って言ってるわけではないよ、ということです。

母親がまず1人の個別の人間として生きていることを望む子どもだって、いるんですね。
親としては、それに甘えちゃダメだな……って気持ちも、もちろんありますけど。

母親を「毒親」「虐待親」にしたくないなら、むしろ母業はしっかり休憩させるべき!

母親になった人が、母親として以外の自分自身を持つことが許されないとしたら
それって、ものすごいストレスです。

特に日本は、「母親」に求める基準が鬼のようにすごい。すごくてひどい。
ほとんど人間扱いじゃないです。
スーパーマンorロボットor奴隷or聖人、という感じ。

いずれにしても、人間性の剥奪です。
そんなもんを24時間求めるというのは、あまりにも大きな、過度の負担の要求です。

過度の負担を求め、ストレスを与え続けたらどうなるか。
母親も人間なので、ストレスの発散先を求めます。
当然です。発散できないと、爆発してたぶん死んじゃうんで。

発散先に何が選ばれると思います?
子どもですね。

当然です。
だって24時間「母親である」ことだけを求めるということは、
24時間、子どもだけを見て子どものことだけを考えろって言っているのに等しいんです。

子どもしか与えないんだから、
発散先だって、子どもしかないじゃないですか。

母親に過度に母親を求める、というのは、その母親に対する虐待です。
そして、その母親を虐待親・毒親にさせる抑圧です。
結果的に子どものリスクを高めてもいます。

私の母親は毒親でした。(父親は猛毒でした)
専業主婦で、周囲からの期待・父親からの抑圧やプレッシャーもあって、大変だったことと思います。

恨んでもいますが、幼い頃から「辛そうだな」と思っていたし、いまは「かわいそう」「哀れな人だな」という感想も持っています。

そういうの、とてもよくないと思います。
子どもとして親が毒であることも辛いし、親を哀れに思ってしまうのも悲しい。
恨むだけですむなら、その方が断然ラクでもあるのにな。とか、思ったりもします。

大して物を考えてない人たちは、「子どものことを考えろ!」ってね、子どものことをダシにして、母親を追い詰めるんです。
自分の言動が、当の子どもをも窮地においやろうとしていることなんか、考えもしないんです。
ただの自分勝手。自己中。自己満。
母子をサンドバッグにしてストレス発散しているんです。正義ヅラしながら。

そういうのには、NOをつきつけたいです。

ごく個人の行動・活動範囲でいえばスルーとかでいいんですけど
ネットで発信されているようでであれば、私は「おいふざけんなよ」って、NOって言いたい派です。

だって、その言葉を追い詰められてる人が見たらどう感じるか。

追い詰めらると判断力が低下するから、
NOが言えなくて、それどころか自分を責めたり、しちゃうでしょう。

あぁいう言説って、追い詰められている人がギリギリで踏みとどまっている崖っぷちで笑いながら背中を押してしまうような、その最後の決め手になっちゃうようなことが、あると思うんですよ。

自分勝手で、絶対に責任なんてとってくれない他人のせいで、落とされる人もたぶん、いるんです。

そういう人ができるだけでないといい、どうかみんな無事に踏みとどまってほしいと思うので
私はNOを言います。

……まぁこのへんには個人差もあって
人生=子ども、ってくらい子どものことに集中していて、それで全く問題なく、依存もしない・させないみたいな親子関係を作れる人たちだっているので、
別に全部を否定するわけではないです。

ただ、自分以外の人たちのことについて、
知った顔で「母親とはこうあるべき!」みたいなこと、簡単に言ってくれるなよ。という話です。

母親って、人間です。
だからいろんな一面を持っていて、休息だって必要なんです。
たったそれだけの話です。

「母業」。
子どもの親になること。

自信とかないし、正直自分を「いい親」だとは思えないことの方が圧倒的に多いですが
これからも、折り合いつけてやっていきたいなと思います。

子どもが愛想を尽かさず、付き合ってくれている限りは。
プレシャスでマーベラスな夫と一緒にね!

おしまい!

<<今日のtips>>

母親も人間なので、ちゃんと人間扱いするように。

お読みいただき、ありがとうございました*^^*

 

やまママ

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